バイクのタイヤ交換、あなたはどうしていますか?タイヤの摩耗は転倒リスクを高め、安全な走行のために適切な交換が必要です。実は、我が家でもタイヤの重要性を再認識する出来事がありました。旦那さんのKTM 690 DUKEで古いタイヤのまま走行し、滑って転倒!XSR700も納車したばかりとはいえ5年前のタイヤこれを機に、私のXSR700のタイヤ交換を自宅で実施しました。
本記事では、自宅でできるXSR700のタイヤ交換方法を詳しく解説。さらに、タイヤ選びのポイントや、DIYでのタイヤ交換を考えている方、ぜひ最後までご覧ください!
古いタイヤは滑りやすい?その原因とは?
バイクのタイヤはゴム製であるため、時間が経つと硬化しグリップ力が低下します。滑りやすくなる主な原因は以下の通りです。
- ゴムの硬化:経年劣化でゴムが硬くなり、路面に密着しにくくなる
- 摩耗:トレッド(溝)が減ることで排水性が悪化し、特に雨天時に滑りやすくなる
- 温度変化:寒い時期は特にグリップ力が低下しやすい
これらの要因から、定期的なタイヤ交換が重要になります。

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【タイヤの製造年数の調べ方】交換時期の目安も解説!
• サイドウォールの「DOTコード」を確認
• タイヤの側面に刻印されている「DOT(Department of Transportation)」コードを探す。
• 最後の4桁が製造年を示す
• 例:「DOT XXXX 0323」 → 「0323」=2023年の3週目に製造
• 最初の2桁(03):製造週
• 後半2桁(23):製造年
• 古いタイヤは硬化するため注意
• 製造から5年以上経過したタイヤはゴムの劣化が進み、グリップ力が低下。
• 10年以上経過したタイヤは交換を推奨。
• 中古タイヤを購入する際は必ず確認
• 製造年数が古いと安全性が低下するため、なるべく新しいタイヤを選ぶ。
バイクタイヤの交換時期と処分方法
バイクタイヤの寿命は使用状況によりますが、一般的には3年または1万~2万kmが目安とされています。交換時期のチェックポイントは以下の通り。
- 溝の深さが1.6mm以下(車検にも影響)
- ひび割れや変色が見られる
- 走行中のグリップ感が低下
通常の古いタイヤの処分方法
- バイクショップで処分(有料の場合あり)
- タイヤ販売店やホームセンターの回収サービスを利用
- 自治体の粗大ごみ回収(対応可否は要確認)
うちは近所にタイヤ捨てられる会社?お店?産廃?の場所があり1本300円程度で捨てられるのそこに持っていきます。今回もそこで捨ててもらいました。
XSR700のタイヤ選び!私が選んだのはこれ!
テネレ700の純正タイヤ「ピレリ スコーピオンラリーSTR」
テネレ700の純正タイヤであるピレリ スコーピオンラリーは、オフロード性能とオンロードでの快適性を両立したアドベンチャー向けタイヤ。
• 優れたオフロード性能
• 深いブロックパターンが特徴で、砂利道やダートで高いトラクションを発揮。
• 泥や砂でもしっかりとグリップし、安定した走行が可能。
• オンロードでも扱いやすい
• オフロードタイヤながら舗装路でも適度なグリップを確保。
• 直進安定性があり、高速巡航にも対応。
• 耐久性の高さ
• 特殊コンパウンドにより、ロングツーリングでも摩耗しにくい設計。
テネレ700に最適な設計で、オン・オフ問わず冒険を楽しめそうなタイヤです。
キャンツーもやる私は、元々ブロックタイヤがとても気になっていたところ私の理想にピッタリのタイヤを見つける事ができました。
自宅でのタイヤ交換方法

準備するもの
- 新しいタイヤ(スコーピオンラリーSTR)
- タイヤレバー(リムを傷つけないものがおすすめ)
- ビードブレーカー(またはタイヤチェンジャー)
- エアコンプレッサーまたは手動ポンプ
- グリース(ビード部分に塗布)
- トルクレンチ(適正な締め付けに必要)
交換方法
バイクを固定:センタースタンドまたはジャッキで安定させる。
前輪

前輪交換が終わってから後輪

寒い冬はタイヤのコムが固くなってしまうため、タイヤウォーマーで温めて少しタイヤを柔らかくしました!

ホイールを取り外す:ブレーキキャリパーとスプロケットを確認しながら慎重に外す。


ビードを落とす:ビードブレーカーを使用し、タイヤとホイールの接着を解除。
タイヤをホイールから外す:タイヤレバーを使って片側のビードを外し、反対側も慎重に外す。
新しいタイヤを装着:ビード部分に薄くグリースを塗布し、片側をホイールにはめる。
空気を入れる:エアコンプレッサーで適正な圧力まで空気を入れ、ビードを定着させる。
ホイールを元に戻す:適正なトルクで締め付け、最終確認。
乗り心地レビュー!XSR700×ピレリ スコーピオンラリーSTR
交換後に試走したところ、グリップ力が格段に向上!と言いたいところですがさほど乗り心地は変わりませんでしたが、見た目は大きく変わりました✨️
- 安定感抜群! オフロード走行でも滑らない
- ロードノイズが少なく快適
- コーナリングがしやすい

ツーリングもキャンプもしたい!見た目も好みのブロックタイヤ!!わがままな私にピッタリのタイヤかと思います♪🏍️
ピレリについてちょこっと解説
ピレリ(Pirelli)は、1872年にイタリアで創業された世界的なタイヤメーカーです。特にモータースポーツや高性能バイク・自動車向けのタイヤ開発に強みを持ち、F1の公式タイヤサプライヤーとしても知られています。バイク用タイヤでは、オンロード・オフロード問わず高いグリップ性能と耐久性を兼ね備えた製品を提供しており、「スコーピオン」シリーズはアドベンチャーバイクに人気があります。革新的な技術とイタリアらしいデザイン性で、多くのライダーに支持されています。
まとめ
バイクのタイヤはライダーの安全に直結する重要なパーツです。XSR700の純正タイヤもピレリで、かわいらしいタイヤパターンもピレリ。そして、今回新しく装着したタイヤもピレリでした。気づけば、私はピレリが好きなのかもしれませんね♪
今回も旦那さんがタイヤ交換をしてくれました。今回は旦那さんの転倒がきっかけでタイヤ交換をすることになりましたが、改めて経年劣化や使用年数を定期的に確認する大切さを実感しました。タイヤの状態をしっかり把握し、安全で快適、そしてかっこよくバイクに乗れるように、日頃からメンテナンスを怠らないことが大切ですね。
今回の我が家でのタイヤ交換はあくまでも家のやり方です。自宅でタイヤ交換をお考えの方、自己責任でお願いします。しかし、少しでもご自宅でタイヤ交換の参考になれたら嬉しいです。
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